働き方

40代で資格マニアにならないこと。本当に必要なのは生き残る力!

40代 資格Wokandapix / Pixabay

年金が足りない、将来老後に2000万円の赤字になる。

かといって働き口がある?そんな不安を抱えていると、「じゃあ資格さえ取っておけば」と思いがちですが。

その資格、本当に必要かどうか、もう一度考えてみてください。

資格を取るには時間もお金もかかります。

かけた分をペイできるのか?

そこを考えずに資格を取っても、単なる資格マニアになってしまいます。

頑張ってとっても意外と使えない資格は多いもの

実際、取ってはみたけど使えない資格って多いと思うんです。

今や、弁護士や税理士ですら仕事に困る時代ですよ。

マッサージ師や鍼灸師の国家資格を取っても仕事先がない、自分のサロンもうまくいかないという時代です。

民間資格を持っていたからといって、それだけで仕事にありつけるような時代ではないと思います。

資格に騙される人はいるけれど

確かに、肩書きに弱い人はたくさんいます。

実力がなくても「○○という資格を持っています」というだけで、「この人すごいんだ!」と思ってくれる人はいる。

でもそれもいつまで続くか、です。

最初はいいかもしれないけれど、結局は実力がなければ肩書きだけではやっていけないと思う。

だからこそ、今から身につけるのは資格ではなくて、スキルや実力なんだということです。

どれだけ需要があるのかを考えないと

例えば、不動産会社に転職したいのなら宅建が必要(あった方が有利)だし、保育園に努めたいなら保育士の資格が必要です。

仕事柄、ないと困るとか、あった方がより良い資格というのはあります。それは取っておいた方がいいです。その仕事を続けていくならば。

しかし、資格が先に来てしまうのはどうかと思うんです。

よく、女性向けの広告には「独立開業できます」なんてのも多いですが、独立開業するって簡単じゃないです。

あ、開業するのは簡単だけど、売上を上げるのは大変ということです。

資格があれば儲かるわけではない。

だから、その資格を取ってどのくらい役立てられるのか、持っていることで有利になる点はどこかということをよく考えてから取らないと、本当にお金と時間の無駄になります。

これからは、資格を持っているという理由だけでは稼げなくなると思っています。

むしろ、資格だとか肩書きがなくなっても、自分の中に残るものは何か?ということを考えていかないといけない、そういう視点を持って仕事をしていかないと思っています。

私は今ライターという仕事をメインに、メディカルアロマの講座のサイトを作っています。動画などを作って、遠方にいる方にも講座をやりたいと思っています。

アロマテラピーに関しては、いろいろな団体が資格を発行していまして、私はアロマ環境協会のアロマテラピーインストラクターという資格を取りました。

しかし、この資格がなくたって、アロマテラピーを教えることはできます。資格を取ったとしても、それをどう生かすかは自分次第、という資格です。

この資格を持っていれば仕事にありつける、というようなものでもないですし。

資格を取っても、これまで以上に勉強したり、情報発信したり、そういったことが大事で。

何を言いたいかというと、大事なのはスキル、自分の中に蓄積されていくもの。

形ばかりの資格じゃないよ、ってことです。

今後、60歳を過ぎても、70歳を過ぎてもきっと働き続けないといけなくなるんでしょう、私たちの世代は。

だからこそ、時間が経っても使えるスキル、生きる力を今から身につけていきたいですよね。

ABOUT ME
yuka nanami
WEBライター&ブロガー&アフィリエイター&アロマテラピー講師 40歳からは楽しく生きる!をモットーに、色々やってます。会社をクビになったからこそ開けてきた人生。年齢で自分を諦めない。幾つになっても楽しく生きることはできます。