WEBライターにチャレンジしよう!と思った時、最初に迷うのが「どうやって応募すればいいの?」ということではないでしょうか。
今回は、WEBライター未経験でも安心して応募できるよう、応募文の書き方をわかりやすく解説します。
実績がなくても大丈夫。あなたの経験を活かした伝え方で、しっかりアピールしていきましょう!
「実績ゼロでも応募していいの?」と不安になっていませんか?
「WEBライターに挑戦してみたい」と思っても、最初の壁になるのが「応募文」ですよね。
- 実績がないから不安
- 何を書けばいいかわからない
- こんな私でも応募して大丈夫?
そんな気持ち、よくわかります。
私自身も最初の一歩は、まさに「応募文」の前で立ち止まってしまいました。
履歴書の書き方はわかるけど、応募文は少し難しい。実績もなかった時は、「書いた記事のURLを」と言われても、どうすればいいかわかりませんでした。
でも安心してください。応募文には「書き方のコツ」があります。
40代・50代で未経験でも、丁寧に言葉を選べば、あなたの魅力はきちんと伝わります。
まず大切なのは「募集内容を丁寧に読む」こと
どんなに文章が上手でも、募集内容をちゃんと読んでいない応募は、ほぼ落ちます。
募集の要件に合致していないのに応募しても、採用されないですよね?
これは、就職・転職のときの応募と同じです。
特に、以下のような内容は必ずチェックしましょう。
- 求めているライター像(初心者OKかどうか)
- 必須スキルや経験が指定されていないか(「経験2年以上」など)
- 応募時に必要な提出物(ポートフォリオ・質問回答)
募集要項に合わない場合は、無理に応募せず「今の自分に合う案件」を選ぶことも立派な戦略です。
WEBライターの応募文に入れるべき7つの要素
応募文は、ただの挨拶ではなく、「あなたが信頼できる人である」ことを伝えるための場です。
1. はじめのあいさつと自己紹介
「はじめまして。WEBライターの〇〇と申します」など、丁寧な第一声が基本です。
目の前に採用担当の人がいるつもりで、書いてください。
2. 応募動機
「この案件に興味を持った理由」を、できるだけ具体的に書きましょう。
- 得意なジャンルだったから
- 御社の理念に共感したから
- 自分の経験を活かせる分野だったから
など、その仕事に関連した動機を書きます。
3. 経歴やこれまでの仕事
たとえば
- 長年営業職で培ったヒアリング力
- 保育士として子どもの発達段階に応じた伝え方ができる
- 総務として社内報の文章を担当していた
など、自分のこれまでの経験からライター業に活かせる強みを言語化してみてください。
会社員でも、専業主婦でも、アルバイトでも、どんな経験でも大丈夫。
- 接客業で身につけた「相手に伝わる言葉選び」
- 工場勤務で磨かれた「説明書きをわかりやすくする工夫」
- 子育ての中で得た「悩みに寄り添う視点」
など、日常の中にあるスキルが、そのままライターとしての武器になります。
「特別な経歴がない」と思っても、自分では気づいていないだけで、必ず強みはあります。
これまでやってきたことを、いま一度振り返ってみましょう。
4. 得意ジャンル
過去の経験や興味がある分野を素直に書いてOK!
私の得意ジャンルは、こんな感じです。
- 健康
- 美容
- 美容医療
- アロマ
- 注文住宅
- 不動産
- 散骨、お葬式
- クレジットカード
- カードローン
など。
ただ、募集条件によって、得意なジャンルをもう少し詳細に書くこともあります。
たとえば「金融」というと、かなり幅が広いですよね。
ですから、「資格は保有していないけれど△△の分野で●記事ほど書いてきました」というように、募集されている案件にマッチしているというアピールをしていきます。
5. 実績がない場合はnoteやブログでもOK!
記事執筆の実績がない人は、自分で書いたブログやnote記事を提示しましょう。テーマが応募ジャンルと合っていれば、それだけで評価されます。
もしくは、募集されている案件に関連したキーワードを選び、いくつか記事を書いてみます。
それが報酬をもらった仕事ではなかったとしても、記事の質が高ければ、十分採用される可能性はあります。
6. 保有スキル(Canva、WordPressなど)
小さなことでも「できること」はアピールポイントになります。
文章を書く以外にできること、記事を納品する際に役立つことなどを挙げてみてください。
- ワードプレス直接入稿
- Canvaで画像制作
- インスタのリール作成
など、
7. 稼働スケジュール・納品ペース
「無理なく継続できる範囲」を正直に伝えることが大切です。
- 平日のみ/土日のみ
- 1日3時間
- 平日は夜間の連絡のみOK
- 納品まで1週間程度
など、具体的に稼働できるスケジュールを書いておきます。
副業でWEBライターをするなら、平日の昼間は時間が取れない人もいると思います。
それは正直に、伝えておいた方が良いでしょう。
実際に書いてみよう!応募文の例
ここまでお伝えしてきた内容をもとに、そのままコピペして使えるように、応募文の例をご用意しました。
ご自身の経歴に合わせて、部分的に修正してお使いください。ブログを運営していない方は、キーワードに沿った記事を作成し、「サンプル」として添付するとよいでしょう。
例文1:主婦ライター・実績なし・ブログ運営ありの方の場合
はじめまして。
Webライターとしての実務経験はまだありませんが、現在、〇〇というテーマで個人ブログを運営しております。
記事作成にあたっては、検索意図を意識した構成づくりや、読みやすさを意識したライティングを心がけています。過去には〇〇について調べ、仮想案件として1,500〜2,000文字の記事を複数作成しました(ポートフォリオURL)。
前職では接客業を10年以上経験しており、ヒアリング力や丁寧なコミュニケーションが得意です。
作業時間は、平日1〜2時間、週末は3〜4時間確保可能です。納期は必ず厳守し、連絡もこまめに行います。
〇〇に関するテーマは以前から関心があり、ライターとして関わることでより理解を深めたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
例文2:会社員ライター・実績なし・夜間と土日に稼働できる方
はじめまして。
現在は会社員として働く傍ら、副業でWebライティングの仕事に挑戦中です。
ライティング実績はまだありませんが、〇〇というテーマでブログを運営しており、SEOや構成作成にも意識を向けて執筆しています。
営業職の経験が長く、文章で相手に「伝える」ことや、相手の意図をくみ取って提案することを得意としています。
平日は夜に2時間、土日は4〜5時間ほど作業時間を確保できます。
納期は厳守し、コミュニケーションも誠実に対応いたします。
今回の案件テーマである〇〇には普段から関心があり、自分の経験を活かしながら読者の役に立つ記事を書いていきたいと考えています。ご検討のほどよろしくお願いいたします。
まとめ|伝わる応募文で、チャンスをつかもう
WEBライターの応募文に「正解」はありませんが、大切なのは、相手に「この人と仕事してみたい」と思ってもらえることです。
スキルや実績に自信がなくても、これまでの経験や人柄、学びへの姿勢を丁寧に伝えれば、初心者でも十分に選ばれるチャンスはあります。
最初の一歩は勇気がいるもの。でも、応募してみないことには何も始まりません。
今回ご紹介したポイントや例文を参考に、あなたらしい言葉で思いを届けてみてください。
応募の積み重ねが、確実に未来の仕事へとつながっていきます。
