朝から、実妹に謎のマウンティングをされて困惑気味。
そこで、マウンティングをされたらどうすればいいか、お困りの方と気持ちを共有しようと思い、この記事を書いています。
さて、謎のマウントを取る人に、どうやって対処したら良いのでしょうか?
落ち着け。腹をたてるな。同じ土俵に立つな。
マウンティングをされると、はあ?という気持ちになりませんか?
私は今朝、そんな感じでした。
「私は正社員だから、守られている。収入の保証もある。」と。
ん?私はフリーランスで、確かに、何の保証もありません。
明日から、収入がゼロになるリスクもあります。
しかし、それは会社員だって一緒じゃないの?と思うのです。
実際、私は正社員でしたが、スタッフ全員でクビになりました。
今回の、コロナ禍のように、頑張って仕事をしてきた人たちが、急に仕事を失う事態だってある。
たまたま、彼女のいる業界が、今回の憂き目に合わなかった、それだけです。
もはや、1年後の世界だって想像できない世の中ですよ。
彼女がやっているのは保険関連の仕事ですが、どんどんAIが仕事を奪っていますよね。数年後に、今と同じ仕事ができている保証なんて、何もない。
それなのに、「私は絶対大丈夫」的な言い方、なんなのそれ?って朝から悶々としました。
腹が立っても取り合わないこと
私は、「その考え方は危険、会社がなくても生きていける方法を考えるべき」と言いました。安定している時こそ、リスクヘッジですよね。
それは生きる基本だと思っています。困った時に落ち着いて行動できるように、収入が安定している時こそ稼ぐのが基本です。
しかし返ってきた答えは、「そんなこと見越してちゃんと会社選んでるし。お姉ちゃんの前の会社の社長が責任感なかっただけでしょ」と。
いやいや、だから・・・
あなたの会社が、未来永劫続くって、何を能天気なことを言ってるのか?
というか、朝から「私は正社員、あなたは会社を見る目がなかった」的なマウンティングはなんなん・・・
と悶々としつつ、深呼吸。
言いたいなら、言わせておく。
まともに取り合ってはいけません。
だって、相手は意識しているのか、無意識なのかわかりませんが、なぜかこちらをバカにしているわけで、それに乗って腹を立ててしまったら、相手の思う壺です。
ですから、「だから何?」という平然とした態度でいることが一番です。
会社でも、ママ友でも、マウンティングしてくる人はいると思うんです。
そんな時は、笑顔で聞き流す。
そうすると、相手はつまらなくなって、マウンティングしなくなりますよ。
そこで悔しがってくれないと、マウンティングのしがいがないですからね。
取り合わない。それがいちばんの対処法です。
同じ土俵に立ってはいけない
なんでそんなことを言われるのかなあと、反論しようとも思ったのですが、やめました。
同じ土俵に立ってはいけません。
私は今の仕事がとても好きですし、文章を書くことで人の役にも立っていると思っています。
だから、そもそも正社員と比べる必要もないわけで、マウントを取られたからといって腹を立てることでもないわけです。
そう思ったら、なんだか気持ちが落ち着きました。
マウンティングをしてくるのは、自己肯定感が低いからです
少し前から気になっていたことがあって、彼女が「派遣は使えない」的なことを時折言っていたんです。
会社員を長くやっている方はわかると思いますが、確かに使えない派遣の人はいますけど、それは社員でも同じことですよね。
派遣でも一生懸命仕事をしている人、すごくできる人もいるし、社員でもダメダメな人はいます。
肩書きじゃないです、仕事は。
彼女は、ほんの数年前に人生で初めて正社員になった。40歳を過ぎるまで、契約社員などをしてきたのです。別にそれは恥じることじゃないし、子育てなどもあったのだから、残業などが少ない仕事を選ぶのは当然です。
しかし、正社員になった途端に、派遣をバカにしだしたり、「私は収入が保証されてる、派遣はすぐに切られる」みたいなことを言い出すってのはあまりよろしくありません。
これは、彼女に限ったことではないのですが、マウンティングをする人、皆、自己肯定感が低いです。
自分そのものに自信が持てないから、肩書きだとか、持っているものを自慢するんです。
そして、大人になってから自己肯定感を高めるのは、実は至難の技。
高め方を知らないで大人になったから、今更どうすればいいのかわからない。
大人になって自己肯定感を高めるには、まずは今の自分を受け入れるしかありません。
そして、そんな自分でもいいとありのままの自分を受け止めて、今後どうやって生きていくのか、自分と向き合う勇気が必要です。
しかしそれができる人は少ないです。弱い自分とか、できない自分を受け入れるのは勇気がいるから。
ということは、いい歳こいてマウンティングしている人が変わるというのはかなり難しいということです。
私の場合、妹なので、なんとかしてあげたいなあという気持ちもありますが、所詮彼女の人生ですから、私が口を出すことではありませんね。
皆さんも、もしマウンティングをされたら、「ああ、この人は自己肯定感が低いんだなあ」と思って、やり過ごしてくださいね。