
「WEBライターを始めたけれど、実績がないから応募できない」
そんなふうに悩んでいませんか?
クラウドソーシングなどの案件を見ると、「過去の実績をお知らせください」や「ポートフォリオの提出必須」と書かれていることが多く、実績ゼロの初心者には高い壁に感じますよね。
私も初めはそうでした。でも、安心してください。
実績は「積むもの」であると同時に、「見せ方」で工夫できるものでもあるんです。
今回は、実績がないWEBライターが最初の一件を獲得するためにできること、今すぐ活用できる「実績の見せ方」や、応募前に整えておきたいポイントをご紹介します。
初心者でも実績にできるもの一覧
「実績って、どんなものならOKなんだろう?」
これは初心者WEBライターが必ずぶつかる疑問ですが、実はお金をもらった経験がなくても、「実績として使えるもの」は意外とたくさんあります。
大切なのは、「これは実績になるかどうか?」と悩む前に、自分が書いた記事を「整えて見せる」ことです。
たとえ未経験であっても、誠実にコツコツと積み上げた記事は、信頼される土台になります。
以下に、今すぐ活用できる実績候補をまとめました。
● 自分のブログやnoteの記事
まだ報酬が発生していなくても、構成・見出し・文章が整った記事であれば、立派な執筆サンプルになります。
ジャンルが応募案件と近いほど、クライアントの目にも止まりやすくなりますよ。
● タスク案件(クラウドソーシングの短文作業など)
「タスクなんて実績にならない」と思うかもしれませんが、作業件数や内容をまとめておくことで、「実際に提出・納品した経験がある人」として信頼につながります。
私も最初は、タスクで実績を積みました。たった100文字程度の仕事であっても、相手の指示通りにきちんと納品することで、高い評価をつけてもらえますから。
短文であっても、無駄にはならない経験だと思います。
● SNS投稿(情報発信型)
X(旧Twitter)やInstagramで、自分の言葉で情報発信しているアカウントは、ライティング力やテーマ性を伝える材料になります。
特に「写真とキャプション」「シリーズ投稿」などは、企画力のアピールにも◎。
● 仮想ポートフォリオ(架空案件を想定して書いた記事)
「こんな記事を書けます」という仮想案件の記事を作ってみましょう。
実際の案件に近い構成・見出し・ボリュームで書いておけば、提案時にそのまま提示できます。
● 趣味ブログや日記の一部
一見プライベートな記事でも、
- 体験レビュー
- 旅行記
- ハウツー記事
などは情報記事として成立します。
見出しや導入文を整えれば、立派なライティング実績です。
見せ方を工夫すれば、それも立派な実績になる
たとえライターとしての収入がまだゼロだったとしても、「こんな記事が書けます」と伝えられる材料があれば、それは実績としてカウントできます。
だって、誰でも最初は、実績なんてなかったんですよ。今、月に何十万と稼いでいるライターだって、「初めて」があるんです。
重要なのは「どんな実績があるか」ではなく、「相手にどう伝えるか」「どんな形で提示するか」です。
ここでは、初心者ライターが実績を「より良く見せる」ためのコツを紹介します。
● URL+一言説明で「何が書けるか」を伝える
ただ記事のURLを貼るだけではなく、
- これは美容ジャンルで書いたレビュー記事です
- SEOを意識して構成を組みました
といった一言を添えるだけで、読み手の理解が一気に深まります。
特にSEOに関しては、「なぜこの構成にしたのか」という、自分なりの考えを書いておくと、ライターとしてスキルをアピールす事もできるでしょう。
● 量より「ジャンルの一致」を重視する
案件によっては「同ジャンルの実績」があると評価が高くなります。
たとえば美容系の案件に応募するなら、美容について書いた記事があったほうがいいですよね。
全然関係のないジャンルでは、あなたのスキルが伝わりにくい。
だから、応募するジャンルに合わせて記事を作成しておくと良いです。
● 過去に書いた記事を「整えて」再アップしておく
もし以前書いた記事が読みづらい状態だったり、構成が甘かったりする場合は、リライトして整えたうえで見せるのもOKです。
記事って、書いた時は「これでよし!」と思うのですが、数ヶ月経って読んでみると、「なにこれ…」と思うことが多々あります。
ダメだと思う部分を整え、より良い記事に仕上げていけば、「リライト」案件も獲得できるかもしれません。
● ポートフォリオページを作っておくと便利
note、Canva、Googleドキュメントなどで簡単なポートフォリオページを作っておくと、応募時に「こちらをご覧ください」と一言添えるだけで済みます。
見せ方に一貫性があると、信頼度もグッと上がりますよ。
実績がなくても採用されやすい応募文の書き方
「実績が少ないから、応募文に何を書けばいいのかわからない…」
そんな不安を感じる方は多いですが、実は実績よりも、意欲や誠実さが重視される案件もたくさんあります。
特に初心者歓迎の案件では、応募文の印象で「この人に頼んでみよう」と決めるクライアントも多いのです。
以下のポイントを意識することで、採用される可能性をグッと上げることができます。
● 自己紹介は「端的に」+「書けるジャンル」を明記
例:「○○(職業)の傍ら、WEBライターとして活動を始めました。得意ジャンルは□□です。」
自分の人となりと、書けるテーマをしっかり伝えることが重要です。
● 「読者目線でわかりやすく書くことを心がけています」など、姿勢を伝える
文章力に自信がなくても、「どういう意識で書いているか」を伝えることで、誠実さが伝わります。
「読者目線なんて当たり前」という意見もありますが、その当たり前ができていないライターだってたくさんいるんです。
だから、文章を書く上で自分なりに大事にしていること、姿勢などをしっかり綴っておくことは、あなたの人となりを伝えるのに役立つと思います。
● 実績がないことは正直に。でも、補える姿勢を添える
有料での執筆経験はまだありませんが、自分のブログで記事を書いています
納期やルールを守って丁寧に対応いたします
クライアントは「信頼できる人」を求めています。謙虚さ+積極性がポイントです。
これも、「納期を守る」なんて、当たり前のことだと思うでしょう?
でもできない人がいるんです。長く仕事をお願いするなら、やはり誠実な人がいいじゃないですか。
当たり前のことかもしれないし、スルーされるかもしれないけど、私はいつも「納期よりも前に納品します」と書いてます。
↓↓ 応募文のテンプレートや実例が見たい方はこちら↓↓
こちらの記事で、実際に使える応募文の書き方やテンプレートを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ|実績は自分で作り出せるもの
「実績がないから応募できない」と悩んでいるうちは、なかなか先に進めません。
でも、実績というのは、今はなくても、自分で作り出していけるものなんです。
- 自分のブログやnoteに記事を書いてみる。
- クラウドソーシングでタスクに挑戦してみる。
- 架空の案件を想定して仮想記事を作ってみる。
どれも、立派な一歩です。
ライターとして就職したような人でなければ、なかなか実績なんて持っていません。
みんな、「少しずつ見せ方を工夫しながら」チャンスをつかんできたのです。
まずは、実績になるものをつくって提示するところから始めてみましょう。
そして、応募文の工夫も忘れずに!
相手に「この人に任せてみようかな」と思ってもらえるような言葉を、誠実に届けていけば、必ず次の扉が開いていきます。
みなさんがWEBライターとしての第一歩を踏み出せるよう、この記事が少しでも背中を押せたなら嬉しいです。
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