転職活動が初めてだと、40代でも職務経歴書を書いたことがない、という人も多いのではないかと思います。
そもそも新卒で入った会社に出す履歴書は、学生時代のことを書いていたから、これまでの経験なんてないですものね。
私も初めて転職をした時に、「職務経歴書ってどうやって書くの?」と思って調べました。
同じように、書き方に迷っている方に、職務経歴書とはどんなもので、どうやって書けばいいのかをお話ししますね。
これまでの経験やその企業への熱意などを書く大事なものなので、頑張って作成しましょう♪
職務経歴書と履歴書の違い
履歴書というのは、これまでの学歴、職歴などを時系列で整理して、わかりやすく書いたもの。
- 志望動機
- 特技
- 趣味
- 家庭状況
などを書く欄もありますね。
生年月日や出身地などもあるので、あなたの個人情報をわかりやすく伝えるためのもの、と思えばいいでしょう。
それに対して職務経歴書は、
- これまでどんな仕事をしてきたのか
- これまでの実績
- どのようなスキルがあって、それをどのように役立てられるのか
- どうしてこの会社に入りたいのか
など、履歴書の内容を補完するものです。
履歴書だと書けることが限られているので、もっと詳しく書いて、あなたの良さをアピールするためのツールだと思ってください。
職務経歴書の作り方、書き方
職務経歴書は売ってないので、自分で作らないといけないです。
だからこそ、その人の能力が出てしまう部分でもあるので、適当に作ったらダメですよ。
オリジナリティを入れながらも、見やすさ重視で自分をうまくアピールしてください。
>>リクナビNEXT ダウンロードですぐに使える!職務経歴書テンプレート
自由形式だからこそ、作り方が大事!
職務経歴書はあなた自身の魅力をわかってもらうためのプレゼン資料。
それを読んで、「おお、こんな人材が欲しかったんだよ!」と思ってもらわないといけないわけです。
以前、会社で採用担当をしていた時、履歴書と一緒に職務経歴書をつけてくる人が半分くらいでしたが、やっぱり読みやすいレイアウトで作っていると第一印象が良くなりますよね。
見やすい資料が作れる=事務の能力が高い、という判断が出来ますから。
パッと見でわかってしまうことなので、レイアウトとか文字の大きさ、行間などはすごく大事だなと思います。
- 文字のポイント:10.5〜12ポイントくらい
- 余白:15〜20mmくらい
- 書体:明朝体
で作ると見やすいのではないかと思います。
全部ゴシック体にするとしつこいので、項目の頭(見出し)だけゴシックにして、メリハリを付けてもいいと思います。
時系列か、職歴重視か
書き方としては、2通りあります。
1つは時系列に、昔の仕事から順に書いていく方法。
これは、履歴書に書いた職歴を補完するようなイメージで、1つ1つの仕事について詳しく書くといいと思います。
もう1つは、これまでの職歴を分けて、キャリアごとに書く方法。
営業関連の仕事、経理関連の仕事など、畑違いの仕事でそれぞれ実績を残してきた人などは、その分野ごとにまとめるとわかりやすいかも。
文章能力だってもちろん大事です
文章だけで自分をアピールしないといけないわけですから、あなたがこれまでどんな実績をあげてきたのか、こんな人材だから御社にピッタリですよ、ということをわかってもらわないといけない。
- 無駄に長い文章にしない
- 専門用語を使わない
- 誤字、脱字はなくて当たり前
たまに主語、述語がはっきりしていなくて、何を書いているかわからない人もいました。とても残念です。
具体的に書く
職務経歴書を見て、話を聞いてみたいなと思ってもらう必要があるのですから、具体的にわかりやすく書くことが大事。
- どんなプロジェクトに関わっていたか、プロジェクトの内容
- どのくらい在籍していたか
- プロジェクトの中での役割
- 自分の立場
- 部下の人数
など、これは一例ですが、どんな仕事をどう進めていたのか、ということがわかるように書いてみてください。
まとめ
職務経歴書は、中身はもちろん見た目も大事。
作ったら、それで見やすいかどうか、家族に見てもらうといいと思います。
もちろん、誤字・脱字などないように、しっかりチェックしてくださいね。
派遣社員の職務経歴書はエージェントに相談してみよう
「JOBNET」を運営しているマンパワーグループは世界最大の人材派遣会社。日本で初めて派遣業を開始した老舗でもあります。
業界を問わず案件が豊富にありますし、プロによるキャリア相談なども受けられますから、どうしよう?と困った時は安心して相談ができますね。
来者が必須ではなく、電話での登録も可能です。