大人の学び

充分と十分の違い、使い分けの仕方

十分

漢字の変換で、両方出てきたらどちらか迷うシリーズ。

今回は、充分と十分です。

「十分」を使うのが本来の使い方です。

「十分」で良い

本来は、「十分」が正しく、辞書を引いても先に出てくるのは「十分」です。「充分」はカッコ書き。(うちの辞書は「現代国語例解辞典」)

ということは、「十分」と書けばよく、あえて「充分」を使う理由は特にありません。

「充分」もカッコ書きで辞書に載っている以上、間違いではありませんが、本来の言葉は「十分」なのですから、もともとある言葉を使えば良いのではないでしょうか。

たまに、「充分」は「満ち足りていること」とか「満たされている状態の時に使う」というように説明しているサイトもありますが、今のところは辞書を信じる方がいいでしょう。

辞書にあえて、そのような使い分け、意味の違いは書いてないのですから、「十分」にも満たされているという意味はあります。

使い分けに迷う必要はなく、どれも「十分」で良いのです。

あえて使い分けるとしたら

わざわざ、「充分」を使うとすれば、「じゅうぶん」という意味で使いたかったのに、「じゅっぷん」だと読まれてしまような場合ではないでしょうか。

「時間は十分あります」と書いた時、たくさんあるのか、10分あるのかわからないとなってしまうようなときには、あえて「充分」と書いてもいいと思います。

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yuka nanami
WEBライター&ブロガー&アフィリエイター&アロマテラピー講師 40歳からは楽しく生きる!をモットーに、色々やってます。会社をクビになったからこそ開けてきた人生。年齢で自分を諦めない。幾つになっても楽しく生きることはできます。